沖縄県では、毎年7月、各高校から生徒代表が一堂に会し、「高校生代表者会議」を開催しています。そこでは、それぞれの学校で直面している問題や課題を持ち寄り、討議を重ね、話し合いや意見交換の中から解決方法を考え、提言としてまとめていきます。その内容を発信するツールが「ちゅらマナーハンドブック」です。討議の過程で高校生が「自分たちの未来を見据える」と同時に「自分たちの足下」もしっかりと見つめ、「今、自分たちにできること」を確認しあい、それぞれの学校に持ち帰って実践につなげています。

高校生が実践する「薬物乱用防止」の取組

令和元年度版の「ちゅらマナーハンドブック」では、薬物乱用防止について高校生が学び、「自分達に出来ることは何か」、「薬物乱用防止に向けてどのような意識を持てばよいか」などがまとめられています。昨今の報道にもあるように、若者に忍び寄る「薬物」の影響は深刻な事態です。

嘉手納高校の生徒の皆さんも、「自分は薬物には関係が無いから大丈夫」という意識ではなく、薬物問題に関する正しい認識をもつ、確認するというつもりで、今一度「ちゅらマナーハンドブック」を読み直してみてください。きっと、新しい発見があるはずです。

嘉手納高校の保護者の皆様、下記の画像のリンクから「ちゅらマナーハンドブック」をひもといていただき、御家庭でもお子さんと一緒に学ぶ機会として頂きますよう、お願いいたします。

県立嘉手納高等学校

　校長　　屋良　淳