2025年6月アーカイブ
こんにちは、図書委員会です。
6月4日(水)かでな文化センターで、平和学習講演会を行いました。
「平和をつくるために、私たちは何ができるのか。そもそもなぜ戦争が起きるのか」
これまでの「戦争体験を聴く」平和の学びから、「平和について考え、発信する」、平和な未来をつくる内容を企画しました。
講演会パート1では、講師に 株式会社うなぁ沖縄様から、玉城直美 さん と 神山怜奈 さん にお越し頂きました。
Q:戦争が起きて、避難をしなければいけません。あなたなら、
「ちいさなガマ」と「おおきなガマ」へ「誰」と逃げる?
選択した答えが命を未来を左右する結果となり、「 緊迫した状況の中で正しい判断できたのか? そのように決めなければならなかったのか、他に選択肢はなかったのか 」 と考えることができました。
講演会パート2は、生徒から発信する「平和へのメッセージ」です。
「未来へつむぐ 戦争の記憶」と題し、朗読が披露されました。
体験者の緊迫感、悲壮感など感情に訴える言葉の数々に涙があふれ、戦争の悲惨さを実感することができました。
手話パフォーマンス「命のリレー」では、戦後を生き抜いた先人たちの命の重みと、その命がつないでくれた今を大切にする、という思いを受け取ることができました。
翌日、「私の祖父母は、おおきなガマへ逃げたから助かった」、「私の親族は近いからという理由でちいさなガマへ逃げて助からなかった」「海外の戦争はいつ終わるのかな」「今、戦争が起きたら助かる自信がないわぁ」などこれまで話題にしてこなかった戦争と平和について友人と話すようになり、
「平和をつくるために、私たちは何ができるのか。そもそもなぜ戦争が起きるのか」
考えるようになりました。
ユネスコの平和憲章前文 に書かれている
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
この言葉を胸に、「戦争をしない・させない」選択をし、「命どぅ宝 (ぬちどぅたから)」平和のバトンをつないでいきたいとおもいます。
3年生自由選択の授業であるフードデザインの授業の様子です
もうすぐ行われる食物調理技術検定取得のため、特訓中です